●ヤマハの楽器

 私が最初に楽器を撮影したのは29歳の時です。海外への輸出向けの楽器のポスター・カタログ用で、それ以降はピアノ以外のあらゆる種類の撮影を約20年間続けました。
 近年は管楽器を中心に撮影させていただいております。今日まで約45年間、私の写真人生で一番長く継続している仕事です。


 

 管楽器は、ブツ撮りの中でも難易度の高い部類に入る撮影だと思います。360度の映り込みを配慮したアングルをどう決めるかということと、作り上げていく照明がすべてです。

自分のイメージする写真の仕上がりにするために、ハイライトからシャドウまでの光をどう創りあげていくか・どの方向からどのくらいの強さの光を当てるかというような作業が最も重要になり、特に切り抜き用の商品撮影は質感描写に神経を使います。

シルバーの管楽器を例にしますと、光の当て方によってプラチナにもシルバーにもアルミにもなります。

《輝きを表現すること/音を感じさせる写真》これらが私の永遠のテーマです。


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